こんにちは、けあむすび編集部です。
今回は、介護保険外サービス「Crowd Care(クラウドケア)」で、ヘルパーとして活躍をする塩谷さんにインタビューを行いました。
介護未経験だった塩谷さんが、ヘルパーに応募したきっかけや、働きがいなどをお聞きしました。
- 一人暮らしの母をきっかけに、未経験だった介護の世界へ
- 自分の働ける時間、スキマ時間を活用して、音楽と仕事の両立を実現
- 介護未経験でも、「自分のできること」を登録できるから、安心してご利用者さまの依頼を受けることができます
一人暮らしの母をきっかけに、未経験だった介護の世界へ
ーー塩谷さんについて教えてください。
私は、幼いころから音楽が好きでした。今も、音楽活動をしています。
最初のキャリアは専門学校を出て、楽器店に就職をしました。
ただ、思い描いていた音楽の世界とは違うな、と思ったところから、地元を離れて四年制の大学に入ることにしました。
大学卒業後、金融機関に就職をしたのですが、土日も忙しく、自分にとって大事な音楽活動の時間がどんどん削られてしまいました。
その後、東京で音楽がやってみたいと思い、上京をきっかけに法律事務所へ転職をしました。
法律事務所に3年勤務したのち、音楽活動と仕事の両立を考えたときに、より自分で裁量を持って働けることを大事にしたく、現在は、フリーランスのWebライターとして働いています。
あわせて、クラウドケアでの介護保険外ヘルパー業務にも従事しています。
ーーなぜ、介護の仕事をしようと思ったのでしょうか。介護の経験があったのでしょうか。
介護の仕事は、未経験でした。一人暮らしの母がいるのですが、足が悪くなり、一時的に外出ができない状態になってしまいました。
そのときに、買い物や見守りなどの生活支援サービスを探していて、クラウドケアと出会いました。
私は、介護未経験でしたが、母親のために、ということと、世の中で必要とされるサービスを勉強してみたい、という二つの理由から、クラウドケアでヘルパーとして働くことを決めました。
また、大事なこととして、買い物や見守りなどの生活支援だけでなく、「孤独を解消するサービス」ということが今後必要になると、強く思いました。
ーー介護保険外ヘルパーの募集は、クラウドケア以外でもあると思います。その中で、クラウドケアを選ばれた理由があれば、教えてください。
私は、介護未経験だったので、「未経験でもできる」、「自分でも挑戦できるんだ」と、いちばん伝わってきたのが、クラウドケアでした。
ご利用者さまの依頼内容と、自分のスキルのマッチングシステムがあるので、小さいことでも、自分にできることから、貢献ができると思いました。
生活支援をするだけでなく、ご利用者さまの孤独を解消できることも重要だと感じました
ーーはじめての介護の仕事に、不安はありませんでしたか。
正直、初日に、ご利用者さまのおうちのインターフォンを鳴らすまでは、不安な気持ちになることもありました。
ですが、先にも話したとおり、クラウドケアには、事前に「自分ができること」を登録する仕組みがあります。
これにより、自分のスキルや能力に合った依頼だけがマッチングできるようになっているんです。
自分が100%できることなので、安心して働いて良いんだ、と思いました。
一生懸命にヘルパーの業務に取り組んでいくうちに、不安な気持ちはなくなりました。
ーークラウドケアではどんなお仕事をされていますか。その中で、印象に残っていることがありますか。
お買い物、お掃除などの生活支援と、お話し相手を中心に行っています。
例えば、ご利用者さまの中には、郵便受けに新聞を取りに行くこと、ペットボトルを開けることが難しい方もいらっしゃいます。
自分の日常生活の中で意識していなかったことなので、介護に関わってみて、多くのことを学びました。
また、一人暮らしの母を見ていても、生活支援だけでなく、孤独を解消できることが重要だと考えています。
ですので、ご利用者さまとは、できる限り、たくさんのコミュニケーションを取るようにしています。
自分の働ける時間、スキマ時間を活用して、音楽と仕事の両立を実現
ーー仕事と音楽の両立については、いかがでしょうか。介護保険外のヘルパーとして、働き始めて変わったことなどがありますか
仕事と音楽については、今のところうまく両立できています。
クラウドケアのシステムを利用することで、自分の働ける時間に合わせたマッチングが可能になっているからです。
スキマ時間を活用して働くことができるので、音楽の時間も充分に取ることができています。
これからも、たくさんの方に、自分の音楽を届けられたらと思っています。
働く前は、「介護」ということについてハードルを感じていました。
これは、私だけでなく、多くの方がそうだと思います。
今は、目の前のご利用者さまと向き合い、自分のできることを真摯に、ひとつひとつやっていくのみです。
その先に、介護の資格を取る、という選択肢もあると思います。
ーー最後に、メッセージをお願いします。
先にも言いましたが、買い物や掃除などの生活支援だけではなく、「孤独」という問題があると思います。
私も、母が一人暮らしのため、友達がほしい、とよく言っています。
介護保険外サービスは、そういったことも解決できるので、今後世の中に強く必要とされるものだと思います。
自分も、力になることができればと思い、一生懸命、ヘルパー業務に従事しています。
介護未経験でも、「自分のできること」を登録できるから、安心してご利用者さまの依頼を受けることができます
塩谷さんは、介護の仕事は、未経験からのスタートでしたが、クラウドケアのマッチングシステムを活用して、不安なく依頼を受けることができているとのことでした。
また、スキマ時間を活用することで、音楽と仕事の両立もかなえています。
塩谷さんがおっしゃるように、孤独解消のためのコミュニケーションは重要な役割です。これからの塩谷さんのご活躍を応援しています。
今回は、介護未経験から、ヘルパーの仕事を始めた塩谷さんのインタビューをお届けいたしました。
(聞き手:けあむすび編集部 亀割)
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