こんにちは、けあむすび編集部です。
今回は、「土日対応できる訪問介護サービス」を探し、介護保険外サービス「Crowd Care(クラウドケア)」利用者の息子さまでいらっしゃる阿部さん(仮名)に、インタビューを行いました。
介護保険外の自費サービスの利用事例として、公的介護保険との使い分けや、利用した感想をくわしくお聞きしました。
- 公的介護保険と介護保険外の自費サービスの違いとは
- 土日も対応できる訪問介護サービスを探し、行きついた介護保険外の自費サービス「Crowd Care」
- クラウドケアは母の「住み慣れた家で過ごしたい」思いを叶えるサービス
- 公的介護保険の供給不足を助ける介護保険外の自費サービス
公的介護保険と介護保険外の自費サービスの違いとは
「公的介護保険のサービス」とは、介護が必要な状態である「65歳以上の方」もしくは「40歳〜64歳までの厚生労働省が指定する特定疾患を持つ方」が利用できるサービスです。
サービス利用にかかる自己負担は1割〜3割(所得に応じて変動)で、残りは介護保険料と国や自治体の公費で賄われています。
そのため、利用できるサービスの種類や時間などは、要支援・要介護度によって厳密にルール化されており、できることとできないことに明確な線引きがあります。
「介護保険外の自費サービス」は、国が定める公的介護保険の対象外となる介護サービスです。介護保険を利用できないため、介護保険外のサービス利用にかかる自己負担は10割(全額)となりますが、介護認定を受けている方も、受けていない方も利用することができます。
利用内容や時間も柔軟で、公的介護保険のサービスでは提供できない要望、例えば、通院の付き添いや趣味などの外出付き添い、長時間の見守りなども、利用者のニーズに合わせてサービスを受けることができます。
土日も対応できる訪問介護サービスを探し、行きついた介護保険外の自費サービス「Crowd Care」
ーー介護のご状況について教えてください。
母が認知症で、要介護度は4です。
母は埼玉県で暮らしていますが、私は静岡県、弟は東京都とすぐに駆けつけられる距離ではありません。
また、母からなるべく住み慣れた自宅で過ごしたいという思いを聞いていたため、母は自宅に住み続けながら公的介護保険の訪問介護、デイサービス、ショートステイを利用しています。
また、介護保険では対応できないところについては、「Crowd Care(クラウドケア)」を利用しています。
ーーどんなサービスを探されていたんですか?
母の要介護度が低いときは、公的介護保険の訪問介護を平日の朝と夕方に来てもらい、日中はデイサービスを利用していました。
土日は、息子である私や弟が行けるときは実家に帰り母と過ごしていました。
しかし、最近要介護度が上がり、土日も介護をする必要が出てきました。
私も弟も平日働きながら毎週末実家に帰ることは難しいため、ケアマネジャーに、平日に利用している訪問介護事業所へ、土日の訪問介護も頼めるか聞いてもらったところ、土日は対応していないとの回答で…。
そこで、土日に対応してくれる訪問介護を探したところ介護保険外サービスであるクラウドケアを見つけました。
ーークラウドケアではどんなご依頼をされているのですか?
土曜日と日曜日、隔週で1時間利用しています。
土曜はショートステイ先を利用しているため、お迎えが来るまでのあさ1時間。日曜はショートステイから帰ってきたあとの夕方1時間に利用をしています。
土曜は、ショートステイにでかけるための着替えや必要なものの準備、部屋の掃除を、
日曜は、浴室の掃除、入浴後の着替えの介助、夕食の準備、服薬介助をお願いしています。
ーー公的介護保険と介護保険外サービスの使い分けはどのようにされていますか?
平日は、月曜〜金曜まで、あさに訪問介護30分、日中はデイサービスを利用、夕方に訪問介護を30分利用しています。
土日にクラウドケアを利用していますが、依頼している内容は、公的介護保険と変わりはありません。
公的介護保険では頼めないケアをお願いしたい、という訳ではなく、公的介護保険では対応できない曜日(土日)に利用しているかたちです。
クラウドケアは母の「住み慣れた家で過ごしたい」思いを叶えるサービス
ーークラウドケアを利用してみていかがでしたか?
土日も対応してくれることが一番助かっています。
来てくださっているヘルパーさんも、みなさん親切だと母から伺っていますし、クラウドケアの管理画面で直接ヘルパーさんとチャット形式で会話ができるので、当日困ったことがあれば都度ご連絡いただけて、やりとりもスムーズに行えています。
最近は、母の要介護度が上がり、階段の上り下りも苦労するようになってきているので、施設への入居も検討しています。
ただ、以前から母が「自宅で過ごしたい」と話していたことから、「なるべく自宅で過ごせる介護」の環境を整えたいと思っています。
母の想いに寄り添った介護ができている要因の1つには、土日の訪問介護に対応してくれるクラウドケアがあると感じています。
公的介護保険の供給不足を助ける介護保険外の自費サービス
阿部さんにお話を伺う中で、公的介護保険の土日の供給不足により「介護のお悩み」が生じていることが印象的でした。
阿部さんは訪問介護サービスが受けられないというお悩みでしたが、土日は利用できないデイサービスも多く、要介護者のご家族がなんとか介護をされているケースも多いと思います。
介護保険外サービスであれば、ご家族の負担を軽減し、安心して在宅での介護を続けられます。
今回は、平日と土日で公的介護保険と介護保険外の自費サービスを使い分けされている事例をお伝えいたしました。
クラウドケアでは、土日祝や夜間、緊急の介護にも対応しています。
詳しくはこちらよりご確認ください。
(聞き手:けあむすび編集部 高橋)