2026年09月16日
家族の「介護拒否」でビジネスケアラーの56%が自身または家族の働き方を変更、働き方を変えた人の64%が「業務量を減らし、収入減」
- 介護拒否を経験したビジネスケアラー400人に調査 -
1回60分から都度利用できる、自費訪問介護・自費訪問リハビリ・家事・生活支援サービス「Crowd Care(クラウドケア)」を運営する株式会社クラウドケア(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小嶋潤一)は、家族が外部による介護や見守り・生活のサポートを拒んだり嫌がったりした経験の持つビジネスケアラー400名を対象に、「ご家族の介護拒否に関するアンケート」を実施しました。
調査背景
介護が必要になった家族に対して、デイサービスや訪問介護などの利用を勧めても、「まだ介護は必要ない」「人の世話になりたくない」といった理由から、介護や見守り、生活のサポートを拒まれてしまうことがあります。こうした「介護拒否」は、本人が介護サービスを利用するかどうかだけの問題ではありません。必要な支援を受け入れられない状況が続けば、家族が見守りや介助などを担い続けることになり、家族自身の生活や仕事にも影響する可能性があります。
そこでクラウドケアでは、現在仕事をしながら介護をしているビジネスケアラーであり、介護拒否の経験を持つ方を対象に、どのような介護を拒否されたのか、その理由や現在の状況、さらに家族の働き方にどのような変化があったのかを調査しました。
調査サマリー

56%以上が、介護拒否の影響で自身または家族の働き方を変更
介護拒否の影響で働き方に変化があったかを聞いたところ、「自分の働き方を変えた」が26.3%、「自分は変えず、配偶者・兄弟姉妹など家族が働き方を変えた」が20.3%、「自分も家族も働き方を変えた」が9.5%となり、合わせて56%以上となりました。
働き方を変えた人の63.6%が「業務量を減らした(収入が減った)」
自身の働き方を変えた人、または自身も家族も働き方を変えた人に具体的な変化を聞いたところ、63.6%が「同じ勤務先で業務量を減らした(収入が減った)」と回答しました。転職は16.1%、離職は7.0%でした。
介護拒否をする理由は「他人の世話になりたくない・迷惑をかけたくない」が最多
ご家族が介護拒否をする理由について聞いたところ、最も多かったのは「他人の世話になりたくない・迷惑をかけたくない」で41.5%となりました。
介護拒否が改善したきっかけは「時間をおいて再度提案」が最多
介護拒否が「ほぼ解消した」「一部は改善した」と回答した234名に改善のきっかけを聞いたところ、「時間をおいて再度提案した」が38.9%で最も多く、「言い方や伝え方を変えた」が31.2%、「家族以外の第三者から説明してもらった」が30.3%と続きました。
調査概要
- 調査テーマ:ご家族の介護拒否に関するアンケート
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2026年7月13日〜同年7月20日
- 有効回答:20歳〜65歳の仕事をしながら介護をするビジネスケアラーで、ご家族の介護拒否経験を持つ方 400人
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
調査概要
介護や見守り・生活のサポートを拒んだのは「実母」が最多
「Q1、介護や見守り・生活のサポートを拒んだり嫌がったりしたのは、どなたですか」(n=400人、複数回答)と質問したところ、最も多かったのは「実母」で49.0%、次いで「実父」が33.5%でした。

実母:196人(49.0%)
実父:134人(33.5%)
義母:39人(9.8%)
義父:37人(9.3%)
配偶者:43人(10.8%)
拒否された支援は「デイサービス」が最多で4割越
「Q2、これまでに拒んだ・嫌がった・受け入れなかったことをすべてお選びください」(n=400人、複数回答)と質問したところ、最も多かったのは「デイサービスを利用すること」で42.0%。次いで「老人ホームなどの施設入所・入居」が32.0%、「ショートステイを利用すること」が26.0%でした。

デイサービスを利用すること:168人(42.0%)
ショートステイを利用すること:104人(26.0%)
老人ホームなどの施設入所・入居:128人(32.0%)
病院への受診に付き添われること:39人(9.8%)
病院での受診や検査通院そのもの:58人(14.5%)
ケアマネジャーとの面談:41人(10.3%)
サービス担当者会議への参加:17人(4.3%)
訪問介護ヘルパーによる家事・生活援助:47人(11.8%)
訪問介護ヘルパーによる入浴介助:41人(10.3%)
訪問介護ヘルパーによる食事介助:29人(7.3%)
訪問介護ヘルパーによる排泄介助:25人(6.3%)
家族による入浴介助:19人(4.8%)
家族による食事介助:22人(5.5%)
家族による排泄介助:29人(7.3%)
服薬をすること:34人(8.5%)
服薬の声かけ・服薬管理:22人(5.5%)
外出の付き添い:14人(3.5%)
見守りカメラの設置:23人(5.8%)
介護保険外サービスの利用:13人(3.3%)
家事代行サービスの利用:21人(5.3%)
介護について話し合うこと:50人(12.5%)
その他:4人(1.0%)
最も困った介護拒否は「デイサービスを利用してくれないこと」
「Q3、Q2で選んだもののうち、あなたが最も困ったものを1つお選びください。」(n=400人、単一回答)と質問したところ,最も多かったのは「デイサービスを利用すること」で24.5%。次いで「老人ホームなどの施設入所・入居」が19.5%、「ショートステイを利用すること」が10.8%となりました。

デイサービスを利用すること:98人(24.5%)
ショートステイを利用すること:43人(10.8%)
老人ホームなどの施設入所・入居:78人(19.5%)
病院への受診に付き添われること:20人(5.0%)
病院での受診や検査通院そのもの:34人(8.5%)
ケアマネジャーとの面談:10人(2.5%)
サービス担当者会議への参加:4人(1.0%)
訪問介護ヘルパーによる家事・生活援助:11人(2.8%)
訪問介護ヘルパーによる入浴介助:8人(2.0%)
訪問介護ヘルパーによる食事介助:4人(1.0%)
訪問介護ヘルパーによる排泄介助:4人(1.0%)
家族による入浴介助:4人(1.0%)
家族による食事介助:6人(1.5%)
家族による排泄介助:13人(3.3%)
服薬をすること:12人(3.0%)
服薬の声かけ・服薬管理:4人(1.0%)
外出の付き添い:1人(0.25%)
見守りカメラの設置:8人(2.0%)
介護保険外サービスの利用:2人(0.5%)
家事代行サービスの利用:4人(1.0%)
介護について話し合うこと:29人(7.3%)
その他:3人(0.8%)
介護拒否の理由は「他人の世話になりたくない」「プライド」が上位
「Q4、Q3で選んだ最も困ったものについて、どのような理由で拒否されていましたか」(n=400人、複数回答)と質問したところ、最も多かったのは「他人の世話になりたくない・迷惑をかけたくない」で41.5%。次いで「プライドがあり、できないことを認めたくない」が37.8%、「介護が必要になったことを周囲に知られたくない」が25.5%でした。

他人の世話になりたくない・迷惑をかけたくない:166人(41.5%)
介護が必要になったことを周囲に知られたくない:102人(25.5%)
プライドがあり、できないことを認めたくない:151人(37.8%)
その支援や介護の必要性を感じていない:62人(15.5%)
身体を見られるのが恥ずかしい:29人(7.3%)
家族以外に家の中を見られたくない:28人(7.0%)
認知症などで状況を理解できていない:40人(10.0%)
妄想・不安感が強い:35人(8.8%)
ヘルパーに対する不満があった:17人(4.3%)
過去に嫌な経験があった:14人(3.5%)
個人情報が心配:13人(3.3%)
費用負担が心配:30人(7.5%)
その他:12人(3.0%)
約4割が介護拒否について「状況は変わっていない」「以前より悪化」と回答
「Q5、Q3で選んだ最も困った介護拒否について、現在の状況に最も近いものをお選びください」(n=400人、単一回答)と質問したところ、「ほぼ解消した」は25.8%、「一部は改善した」は32.8%だった一方、「状況は変わっていない」が30.8%、「以前より悪化した」が6.3%となりました。

ほぼ解消した:103人(25.8%)
一部は改善した:131人(32.8%)
状況は変わっていない:123人(30.8%)
以前より悪化した:25人(6.3%)
わからない:18人(4.5%)
介護拒否が改善したきっかけは「時間をおいて再度提案」
「Q6、Q5で「ほぼ解消した」「一部は改善した」を選んだ方におうかがいします。どのようなことがきっかけで改善しましたか」(n=234人、複数回答)と質問したところ、最も多かったのは「時間をおいて再度提案した」で38.9%。次いで「言い方や伝え方を変えた」が31.2%、「家族以外の第三者(ケアマネジャー、医師、ヘルパーなど)から説明してもらった」が30.3%でした。

言い方や伝え方を変えた:73人(31.2%)
時間をおいて再度提案した:91人(38.9%)
家族以外の第三者から説明してもらった:71人(30.3%)
本人が信頼する人に話してもらった:30人(12.8%)
サービス内容や担当者を変更した:13人(5.6%)
少ない頻度・短い時間から始めた:27人(11.5%)
本人が困る出来事があり、必要性を実感した:40人(17.1%)
家族の負担や限界を伝えた:20人(8.6%)
自費サービス・保険外サービスを試した:8人(3.4%)
その他:17人(7.3%)
介護拒否の影響で、56.0%以上が自身または家族の働き方を変更
「Q7、介護拒否の影響で、あなたやご家族の働き方に変化(勤務時間の変更や転職など)はありましたか」(n=400人、単一回答)と質問したところ、「自分の働き方を変えた」が26.3%、「自分は変えず、配偶者・兄弟姉妹など家族が働き方を変えた」が20.3%、「自分も家族も働き方を変えた」が9.5%となり、合わせて56.0%以上が自身または家族の働き方を変えていました。

はい(自分の働き方を変えた):105人(26.3%)
はい(自分は変えず、配偶者・兄弟姉妹など家族が働き方を変えた):81人(20.3%)
はい(自分も家族も働き方を変えた):38人(9.5%)
いいえ:176人(44.0%)
働き方を変えた人の63.64%が「業務量を減らした(収入が減った)」
「Q8、前問で「はい(自分の働き方を変えた)」「はい(自分も家族も働き方を変えた)」と回答した方へ、あなたの具体的な働き方の変化を教えてください。」(n=143人、複数回答)と質問したところ、最も多かったのは「同じ勤務先で業務量を減らした(収入が減った)」で63.64%でした。

同じ勤務先で業務量を減らした(収入が減った):91人(63.64%)
転職をした:23人(16.08%)
離職をした:10人(6.99%)
同じ勤務先でフルタイム勤務からパート勤務に変更した:19人(13.29%)
同じ勤務先で職場勤務から在宅勤務に変更した:15人(10.49%)
同じ勤務先で所属する部署やチームを異動した:4人(2.8%)
同じ勤務先で役職や責任のある立場を見直した:10人(6.99%)
その他:4人(2.8%)
株式会社クラウドケア代表取締役CEO 小嶋 潤一コメント

今回の調査から、介護拒否は本人がサービスを利用するかどうかという問題にとどまらず、家族の生活や働き方にも影響する可能性があることが分かりました。
また、近年ではビジネスケアラーの介護離職が社会課題として注目されていますが、調査結果より「離職にいたらなくとも介護と仕事を両立するために業務量を減らし・収入を減らすことを余儀なくされる場合が多い」という現状が見えてきました。
クラウドケアは、介護する家族が仕事や生活を諦めることなく、必要なときに必要な支援を選択できる環境づくりに引き続き取り組んでまいります。
株式会社クラウドケアについて
クラウドケアは「ケアを通して、多くの人々を幸せにする。」をミッションに、2016年の創業から、「Crowd Care(クラウドケア)」を開発・運営し、介護保険制度では補えない介護ニーズとヘルパーをマッチングし、介護保険外の訪問介護・家事・生活支援サービスを提供してきました。スキルシェア形式の介護保険外サービスのパイオニアです。
ネットで介護を頼める訪問介護・家事・生活支援サービス「Crowd Care」とは
「Crowd Care」は、シェアリングエコノミー型(クラウドソーシング)の訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォーム。依頼ごとにヘルパーをマッチングして、介護スキルを持つ貴重な人材をシェアしていく仕組みです。シェアリングエコノミーの仕組みとテクノロジーを活用することで、依頼者は介護保険外の自費訪問介護ヘルパーサービスを低価格でご利用いただけます。また、介護職として働いている方はもちろん、介護の仕事から離れてブランクがある方、未経験の方も、隙間時間を使って自分のスキルや都合に合わせてヘルパーとして働くことが可能です。
※シェアリングエコノミーとは、個人が保有するスキル・モノなどを必要な人に提供・共有するほか、インターネットを介して個人間で取引する、新しい形態のサービスを指します。

【取扱サービス】
- 訪問介護・家事・生活支援サービス:1時間あたり2,750円~3,300円(税込/交通費別)
- 買物お助けサービス(買物代行):1ヶ所あたり550円(税込/交通費別)
- オーダーメイドサービス:都度お見積り
- 自費訪問リハビリサービス(関東エリアのみ):お試し1回60分10,780円〜(税込/交通費別)
→現在キャンペーン期間中につき、リハビリサービスはお試し1回60分5,500円〜(税込/交通費別)で提供しています。
介護サービスの当たり前を変えた、ネットで介護を頼める訪問介護マッチングサービス「Crowd Care」が生まれた理由
https://prtimes.jp/story/detail/ErQgowsXvLB
【会社概要】
商号 : 株式会社クラウドケア
代表者 : 代表取締役CEO 小嶋 潤一
所在地 : 東京本社 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-14 COERU渋谷道玄坂9階
: 大阪オフィス 〒530-0001大阪府大阪市北区梅田2-4-9ブリーゼタワー1階
事業内容: 自費訪問介護・自費訪問リハビリ・家事・生活支援マッチングプラットフォーム「Crowd Care」の開発・運営
介護専門メディア「けあむすび」の企画・運営
設立日 : 2016年8月2日
資本金 : 1億8,909万円(資本準備金含む)
URL : https://www.crowdcare.jp/